From:カウンセラー 飯塚 千栄子
なかなかお見合いが成立しない。
勇気を振り絞ってお見合いを申し込んでいるのに・・・
ひょっとして、あなたにも心当たりがありませんか?
とても傷つきますよね。
お見合いを断られると自分の人格やこれまでの人生がすべて否定されたように感じて、ものすごくヘコむのではないでしょうか。
よくわかります。それがふつうの感覚ですよ。
入学試験でも採用面接でも、どんなことであれ何かに拒絶されれば私たちの心は深く傷つきます。
でも落ち込んでばかりいてはいけません。
お見合いを断られるのはあなただけではないのですから。
今の時代、お見合いを10回申し込んで10回とも断られることだって決してめずらしくありません。
世の中にこれだけ多くの婚活者がいることでもわかるように、今はなかなか結婚相手に出会えないことがふつうです。それに選択肢が増えると「ダ・レ・ガ・イ・イ・カ・ナ」とかえって迷うものです。
じゃあ、お見合いが成立しなくてもしょうがない、なんて納得してはダメですよ。
だって、早く結婚したいのですから。
結婚するためには早くお見合いを成立させる必要があると思うのです。
というわけで、今日はあなたにお見合いを成立させる4つの解決策についてお話ししたいと思います。
ではいきますよ。まず1つ目は・・・
お見合いの申し込み回数を増やす
最も基本的なことですが、申し込みの回数を増やしたほうがお見合いが成立する可能性は高くなります。
結局のところ、結婚できるかどうかは出会いの確率で決まります。
元メジャーリーガーのイチロー選手だって、何回打席に立ったかでヒットの数は決まってきます。
だからどんどん申し込んで出会いの機会を増やしていったほうが結婚の可能性も高くなります。
「断られるのが怖い」
「恥をかきたくない」
「傷つくのがイヤ」
こんな心理的なブレーキがかかってしまい、積極的に申し込めない方もいらっしゃるのですが、非常にもったいないです。
もし結婚相談所に入会されているのでしたら「損している」と断言できます。
相談所によって違いはありますが、たとえばウチであればお見合い料は無料です。お見合い回数だって無制限です。つまりあなたが良いと思う相手に出会えるまで何回お見合いしてもお金がかからないのです。
それなのにお見合いを申し込まないのはとてももったいない気がします。(だって、結婚したいから相談所に入会したのですよね?)
やはりご縁を求めるのであれば積極的にお見合いを申し込んでいただきたいと思うのです。
傷つかない人生などだれにもありませんよね。
学生時代の人間関係。社会に出てからの人間関係。
きっと多くの場面で、何回も断られ、何回も恥をかき、何回も傷ついて、そこから立ち上がってきたはずです。
その分、得るものがあったはずですし、婚活で得るものは ”幸せな結婚” です。そのためなら少しばかり傷ついても、どんどん前に進んでほしいと思います。
傷つくのを恐れて、この先ずっと一人でいることのほうが怖いのではないでしょうか。
「私の魅力がわからないような相手なんて、こちらからお断りよ」
いっそのこと、それぐらいの気持ちでラクに考えて次の出会いに期待してみてください。
プロフィール情報や写真を見直す
毎回、お見合いが成立しないのであれば、ひょっとしたら最初の段階でつまずいているのかもしれません。
もう一度、プロフィール情報やプロフィール写真を見直してみましょう。
定型文を使ったり抽象的な表現ではなく、自分の言葉で具体的に伝えるようにしましょう。
婚活されている人はあなたのプロフィールだけでなく、他の多くの婚活者のプロフィールを読んでいます。
そのときにありきたりの、無難なメッセージを見せられても「おっ、この人と気が合いそう」とはなりません。
たとえば趣味であれば、ただ「映画鑑賞」や「読書」とするのではなく、
楽しい映画が好きで2ヶ月に1回くらいのペースで映画館に行きます。
最近では三谷幸喜さんの脚本・監督する『記憶にございません!』を観て、思いっきり笑いました。
とか、
ヒューマンドラマを描いた作品が好きです。
中島京子さんの原作で映像化された『長いお別れ』を観て、思いっきり泣きました。
家族について深く考えさせられました。
としたほうが自分の価値観がはっきりと伝わるし、その価値観に共感してくれる人があなたに興味を持つはずです。
「読書」だって同じです。
ミステリー小説が好きなのか、恋愛小説が好きなのか、お料理の本かもしれませんし、哲学書かもしれませんよね。
「村上春樹さんが好きで作品はすべて読みました」とすれば、なんとなく価値観が伝わってくるでしょう。
プロフィール写真もそうです。
本当にあなたの魅力を伝えている写真でしょうか。
プロフィール写真やお見合い写真にありがちな、ただの澄ました顔ではないでしょうか。
ほとんどの場合、プロフィール写真の印象がお見合いの成立に大きく影響します。
状況によって使い分ける必要はありますが、許される限り、あなたらしさが伝わる写真を使ってみてください。
たとえば、ハイキングが趣味であれば自然を背景にしたあなたの写真。お料理が好きであればキッチンを背景にしたあなたのエプロン姿。旅行が趣味であれば、出かけた先のスナップ写真なんてのもありかもしれませんよね。
お相手の希望条件を見直す
お見合いも結婚もあなた一人でするものではありません。当たり前ですが相手が必要です。
もちろん、いっしょに人生を歩むお相手を選ぶのですから、これは譲れないという条件もあると思います。
それははっきりさせておかなければいけませんが、もしお見合いがまったく成立しないというのであれば、その希望条件に合う人がいないか、合う人がいたとしてもその人からは断られているのが現実です。
そうであれば、お相手の希望条件を見直すことも考えたほうがいいでしょう。
条件に合う人が現れるまで待つというのも考え方の一つですが、可能性としては低いかもしれません。
それよりも見直せる条件はさっさと見直してしまったほうがお見合いが成立する可能性は高くなります。
試しに会ってみる
「好みじゃないから」と、お見合いの申し込みがあってもプロフィール写真を見ただけでお断りしたり、「希望の年収に届いていない」なんてお断りしてしまう・・・
これだって本当にもったいないと思うのです。
写真と実物が違うなんてよくあることです。
そもそも写真では実際のお相手の表情の変化や雰囲気、仕草などは伝わってきません。
平面的な静止画と立体的な動画では理解する内容もぜんぜん違います。
「実際に会ってみて印象が良かった」
「落ち着いた雰囲気の素敵な人だった」
「男らしい(女らしい)人だった」
というのはお見合いによくあることですし、そのようなコメントが出るときほど結婚に至っています。
もちろん写真の印象は良かったのに・・・という逆のパターンもあります。でも間違いなく言えるのは、実際に会わないことにはお相手のことをきちんと理解できないということです。
だから私たちカウンセラーは「プロフィール情報や写真でそんなに悪いお相手でなければ試しに会ってみてはいかがですか?」とおススメするのです。
実際に会ってみてダメであれば、お断りすればいいだけですからね。
会わなかった後悔よりも、会ってからの後悔のほうがいくぶんかマシなはずです。
まとめ
いかがでしたか?
政府の統計でも出ているように年々未婚率は上昇しています。おそらく今以上に、お見合いが成立しづらくなるのではないでしょうか。
そう考えると、ちょっと断られたくらいで下を向いてはいけないと思うのです。
断られた理由をちゃんと受け止めて、見直せるところはどんどん見直していきましょう。
どんどんお見合い偏差値を上げていき、いざお見合いが成立したらしっかりと対応してくださいね。
急なキャンセルや遅刻は厳禁です。ちょっとしたことでも、お相手はあなたに「何か」を感じます。
ぜひ出会いの一つひとつを大切にしてください。
結果がどうあれ、あなたにとって何らかのプラスになるはずですので。
私のアドバイスであなたの人生がもっとよくなるのであれば、嬉
――飯塚 千栄子