From:カウンセラー 飯塚 千栄子
あなたにとって理想の結婚とはどのようなものか。
じっくり時間をかけて考えたことはありますか?
私が思うには、理想の結婚とはお互いを大切にする気持ちを持つ事が大切だと思います。決して、結婚してから短い時間でお互いが傷つくようなものではありません。
お相手との信頼関係の積み上げが必要ですし、急いで一気に積み上げようとすると、どうしても無理が生じるものです。
まずは最初の出会いから。その人は本当にあなたが長くお付き合いできるお相手なのかどうか。それをしっかり見極めることです。そう思えないお相手とのやりとりに一喜一憂する必要はありません。
焦らなくても大丈夫。
一つひとつの出会いを大切にしながら、これはと思えるお相手に巡り合うのを待ちましょう。
この考え方だけできっとあなたの婚活も大きく変わりますよ。
今日はあなたに理想の結婚をするための秘訣を教えますね。
愛するより愛される
「女性は愛するより愛されたほうが幸せ」
ずいぶんと使い古された言葉ですよね。
だけど私自身の人生経験からも、また、これまで多くのご縁を取り持ったカウンセラーとしての経験からも、この言葉には一定の真実があると私は思っています。
あなたがお相手のことをあれこれ考えるよりも、お相手にあなたのことをあれこれ考えてもらったほうが万事うまくいきます。
言い換えると、お相手があなたのことをもっと考えるように仕向けるのです。
「仕向けるなんて、計算高くてなんかイヤだな」
ひょっとしてそう思いましたか?
誤解しないでくださいね。
計算するのではなく、女性の性質と男性の性質を理解してお互いが向き合うといったほうが正しいです。
例えば、女性は寒がりで男性は暑がり。そうわかっていたほうがお互い仲良く過ごせますよね。そんな捉え方の話です。男女の違いを理解していたほうが婚活はうまくいきます。
女性の性質、男性の性質
性質どころか、女性と男性は根本的に違う生き物。それぐらいに考えていたほうがいいかもしれません。
例えば、女性は頼まれもしないのに進んで他人の世話を焼きたがる傾向があります。
出会ってすぐの相手でも、自分に対する好意を感じれば相手のために全力で身を尽くします。たとえ頼まれていなくても相手が困っていたら何とかしてあげたい。見過ごすことなんて絶対にできない。そんな性質があります。
きっとあなたにも思い当たることがあるのではないでしょうか?
これも出会って最初のころはお相手への気づかいと受け止められる程度のものであればOKです。でもやりすぎると婚活のブレーキになってしまいます。
反対に、男性は何でも自分でやり遂げることにプライドを持ちます。
いちいち口を出されることに腹を立てますし、手が回らなくなって本当に困らない限り、自分から助けを求めることはありません。
だから相手に対しても、頼まれてもいないのに自分から余計なことは絶対にしたくないと考えています。
女性は尽くせば相手が喜ぶと思っているし、男性は余計なことをしてほしくない。それなのに男性は女性を守りたいという本能を備えています。なんかややこしくなってきましたね。
さあ、どうするか?
頑張りすぎない
ここでの解決方法はたった一つ。
あなたが頑張りすぎないということです。あなたが相手に対して頑張って尽くすことで、かえって相手を遠ざけてしまいます。
とくにあなたが相手に一生懸命に尽くすタイプだとしたら、大いに肩の力を抜いたほうがいいでしょう。
あなたがお相手に対して尽くすよりも、どうすれば魅力的なあなたを見せられるか?
このことを考えたほうがうまくいきます。
これはというお相手に出会ったときや、なかなか良い出会いがないときほど、頑張りすぎる婚活から一歩引いてみましょう。
一時的に婚活をどこかに置いておき、忙しく働くとか、休みの日は自分の趣味に没頭するとか。話題の本を読んだり、感動する映画を観るのもあなたの内面を輝かせてくれます。友達と美味しいものを食べに行くとか、好きなアーティストのコンサートに行くのもいいですね。
自立している女性は男性にとって非常に魅力的に見えるものです。
どんな方法を選ぶにしろ、焦点はあなた自身に合わせることを忘れないようにしてください。
まとめ
真剣な婚活はあなたの印象を良くしますが、必死な婚活はあなたからお相手を遠ざけます。
理想の結婚とは「愛するよりも愛される」こと。それには最初の入り口である婚活を頑張りすぎない。
うまくいかないときほど、すっきり気分転換してあなたの魅力を取り戻すことです。不思議と、お相手があなたを追いかけてくるようになりますよ。
いつまでも愛される奥さんになるのは、ふつうの奥さんになるよりもずっと大変です。だけど、長い目で見れば十分に試してみる価値がある。
そう思いませんか?
――飯塚 千栄子