お見合いを成功させる「年齢」と若く見られる2つの要素

お見合いを成功させる「年齢」と若く見られる2つの要素

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

「男の人は若い女の人がいいんでしょ」

 

もしかしたら、あなたはそう思っていませんか?

 

たしかに、そういう男性はいらっしゃいます。

 

でも、そこにこだわるのはそれ以外に女性を選ぶ判断基準を持っていないからだと思うのです。

とくにお見合いではそういう傾向があります。

 

ところが写真を見たり、実際に会ってみて、考えを大きく変える男性は少なくありません。

 

不思議ですよね。

これはいったい、どういうことなのでしょうか?

 

お見合いを成功させる「年齢」

じつは本当に大事なのは年齢が若いことよりも若く見えることなのです。

 

たとえば、ここにふたりの女性がいるとします。

一人は「20歳に見える40歳の女性」で、もう一人は「40歳に見える20歳の女性」。

 

もしあなたが男性だったとして、どちらの女性と会ってみたいと思いますか?

 

「20歳に見える40歳の女性」ってどんな人なんだろう?

きっとステキな人なんだろうな。

 

そんなふうにいろいろと想像して、「20歳に見える40歳の女性」と会ってみたいと思うのではないでしょうか。

 

世の中の男性に、

この二人のどちらが選ばれやすいかというとたいていは「20歳に見える40歳の女性」です。

 

老けて見えるよりも若々しいほうが魅力的に映りますからね。

 

そうなると気になりませんか?

 

若く見られるにはどうすればいいか。

 

若く見られる要素は大きく2つあります。

一つはその人の所作や立ち振る舞い。それともう一つはその人の外見です。

 

 

所作や立ち振る舞い

若く見えるかどうかはあなたの所作や立ち振る舞いで決まります。

 

キビキビと動けば溌剌(はつらつ)としていて若く見えますし、スローリーに「よっこいしょ」と立ち上げればオバサンくさく見えてしまいます。

 

たとえば、テーブルに手をついて立ち上がったり、かけ声をかけて自分を奮い立たせたり・・・(もしかしてドキッとしましたか?)

 

無表情だったり、しかめっ面をしていたり。

動くのもシンドイといった雰囲気を出している「オバサン」を好きになるという男性はあまりいないのではないでしょうか。

 

男性から選ばれるにはオバサン化してはいけませんし、あなたが若く見られるには、背筋をピンと伸ばして、いつも微笑みを絶やさないようにしましょう。

 

とても大事なことなのでもう一度言いますね。

若く見えるかどうかはあなたの所作や立ち振る舞いで決まります。

 

それでも年齢が、結婚相手の絶対的な判断基準になる人とは距離を置くようにしましょう。

たとえ今は若くたって、みなさん必ず歳を取っていくのですから。

 

これまであなたの生きてきた人生に敬意を払わなかったり、これからあなたといっしょに歳を重ねることに後ろ向きなお相手は、きっとあなたにふさわしくないと思うのです。

 

これが一つ目の要素。

次は外見です。

 

「年齢」と、メイクと装い

かわいくない。

スタイルがよくない。

 

こんなふうに自分の容姿を気にしている人は少なくありません。

 

かわいくないし、スタイルもよくない。

だから男性から選ばれない、となるわけです。

 

はっきりと申し上げますが、この考えは間違いです。

お相手の男性にもよりますが、もしあなたもそう考えているのであれば、あなた自身がそういう価値観のなかに生きています。

 

ちょっと考えてみてほしいのですが・・・

 

世の中の結婚している女性はみなさん、かわいくて、スタイルがよいのでしょうか?

そういう人しか結婚していないのでしょうか?

 

違いますよね。

けっしてそんなことはありません。

 

ウチの相談所でもそうですが、世の中の男性が結婚相手を選ぶ理由で多いのは、

・家庭的だったから。

・いっしょにいて楽しいから。

・いっしょにいるとホッとするから。

だいたい、こんなところです。

 

結局のところ、その人のお人柄や相性の問題です。

 

ただし、このようなパーソナリティは一回会っただけでわかるものではありません。

このような「あなた」を感じてもらうにはお見合いの第一印象を良くして、次につなげる必要があります。コミュニケーションを重ねることで「あなた」が伝わっていくのです。

 

だから婚活では身だしなみとして、外見にも気を配ってもらいたいのです。

ここで手っ取り早く効果を上げるのは2つ。メイクと服装です。

これだけであなたの「年齢」は大きく違って見えます。

 

メイクのプロにアドバイスを受ける

「少しでもかわいく見せたい!」 

 

そう思って雑誌などで研究して、自己流でメイクを頑張る人もいらっしゃるのですが、逆効果の場合も少なくありません。

 

たとえば、眉のカタチひとつで顔が大きく変わりますよね。眉目秀麗という言葉もあるくらいです。

自分がかわいいと思っている顔と男性がかわいいと思っている顔が違うなんて、よくある話です。

 

ですので自己流で「こうしたほうがかわいいかも」と試すよりも経験豊富なメイクのプロにアドバイスを受けたほうがいいのです。

そもそも自分がどう見えるかなんて自分以外の人に聞かなければわかりませんからね。

 

メイクのプロは美容のプロです。

今どきのメイクを教えてくれるだけでなく、あなたのお肌の悩みまで解決してくれるかもしれません。

 

デパートの化粧品売り場に行けばあなたの知らなかったメイクのコツを教えてもらえます。

それぐらいの手間をかける価値はあると思いますし、無理に高い化粧品を買わなくてもたいていは良いアドバイスがもらえるはずです。

 

私のカウンセラー経験からも言えるのですが、美しくなればなるほど女性は気分が良くなるものです。

自分に自信がつきますし、お見合いの場でもそのように振る舞うようになります。

そんな女性は男性にとって、すばらしく魅力的に映るものです。

 

装いが「あなた」を伝える

「大事なのは中身。外見は関係ない」

 

その通りだと思いますし、大いに賛成です。

理想の結婚とはお互いに信頼し合う関係であり、大事なのはその人の内面ですから。

 

でもお見合いには第一印象が大事であり、第一印象を良くするには「あなた」を伝える装いが欠かせません。

どんなに気に入っている服であっても流行遅れであったり、あまりに年齢とかけ離れた装いは避けるようにしましょう。お相手にそういう印象を与えてしまいます。

 

高価なブランド服を買いそろえる必要はありませんが、あなたに似合った清潔感のある服装を心がけましょう。

 

結婚相手に「女性らしさ」を求める男性は多いものです。

どんなに世の中の女性が強くなってきたと言っても、たいていの男性が結婚相手に選ぶのは自分が守るべき対象としての女性です。

 

もしふだんのあなたが活動的なタイプで、パンツルックがあなたらしいスタイルだとしても、お見合いでは女性らしいスカートのほうがお勧めです。

あなたの溌剌(はつらつ)さと女性らしさを印象づけることができますから。

 

まとめ

今日の話はこれでおしまいです。

 

「男の人は若い女の人がいいんでしょ」

この誤解は解けましたか?

 

もう大丈夫ですよね。

所作や立ち振る舞いと外見に気を配って、お見合いに臨みましょう。

磨かれた「年齢」はあなたの強みになります。

 

私のアドバイスであなたの人生がもっとよくなるのであれば、嬉しいです。

――飯塚 千栄子

 

 

婚活を成功させる秘訣。結婚すると決断したら?

「ブライダルピース大和」代表 カウンセラー: 飯塚 千栄子

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

あなたは婚活を成功させるための上手な「決断」をしていますか?

 

結婚できる人とできない人の決定的な違いは決断するかしないか、ではないでしょうか。

 

少し考えてみてほしいのですが、私たちの人生はすべて自分自身の決断の結果です。(仕事でもプライベートでも、私たちの人生は決断の連続ですよね)

 

言い換えると、あなたも私も決断しないことには自分の人生を前に進めることができません。

決断しない怖さについては、こんなお話があります。『寓話セラピー(ホルヘ・スカイ著)』という本の中にある物語の一つですが…

 

 

『ケンタウロスと村人と作者の物語』

あるところに一頭のケンタウロスがいました。

ほかのケンタウロスがそうであるように、彼も半分は人間で、半分は馬の体を持っていました。

 

ある日の午後、草原を散歩しているとケンタウロスはお腹が空いてきました。

「さあ何を食べよう」

 

ケンタウロスは考えました。

「ハンバーガーか牧草か。牧草かハンバーガーか」

 

考えても決められなかったので、結局、何も食べませんでした。

 

夜が来てケンタウロスは眠くなりました。

「さあどこで寝よう」

 

ケンタウロスは考えました。

「ホテルか馬小屋か。馬小屋かホテルか」

 

考えても決められなかったので、結局、眠りませんでした。

 

食べず眠らず、ケンタウロスはとうとう病気になってしまいました。

「誰を呼ぼう」

 

ケンタウロスは考えました。

「医者か獣医か。獣医か医者か」

 

病気なのに誰を呼ぶか決められなかったので、結局、ケンタウロスは死んでしまいました。

 

村の人たちが死体に近寄り、ケンタウロスの死を悲しみました。

「埋めてやらなければ」

 

人々はそう言いました。

「でもどこに? 村のお墓か草原か。草原か村のお墓か」

 

考えても決められなかったので、結局、村の人は本の作者を呼ぶことにしました。

 

呼ばれた作者も決められなかったので、ケンタウロスを生き返らせることにしました。

 

めでたし、めでたし、これでおしまい…

 

ということには、いつまでたってもなりませんでした。

 

 

この物語を聞いて、あなたはどう思いましたか?

 

「私はそんなに優柔不断じゃない」

ひょっとしてそう思いましたか?

 

「婚活とは違うよ。ただの作り話でしょ」

こうも思いましたか?

 

もちろんこれは寓話ですから、少しばかりオーバーに伝えていますけどね。だけど決断しない怖さをやさしく気づかせてくれる良いお話だと思います。

あなただって「決められずに困ってしまった」なんてことは今までの人生で一度や二度はあるはずです。もしかしたら、気づいていないだけかもしれませんよ。

 

たとえば、健康はどうでしょうか。

●必要な栄養を取るという決断

●十分な睡眠をとるという決断

●適度な運動をするという決断

健康を維持するにはこれらが必要ですよね。

そして現代社会においては、強い意志の力で決断しなければどれも実現しないものばかりでしょう。(ケンタウロスが死んだ理由を思い出して下さい)

 

これは結婚と決断でも同じことが言えます。

 

あなたは何を決断しますか?

結婚するという決断。

結婚しないという決断。

 

どちらもその人の価値観ですし、価値観には良いも悪いもないと思っています。私はどちらの価値観も尊重します。

 

でも、結婚するという決断をしたのであれば、早く婚活に取り組んでほしい。それもできるだけ上手に。そう願っています。

 

ひと昔前までは、適齢期になれば勝手に縁談が持ち込まれて自動的に結婚が決まっていく。言ってみれば受け身の決断で結婚ができました。

でも時代は変わりました。今はそんなこと、まず期待できません。今の時代、自由恋愛を当たり前のように思う人が多いのですが、じつは、ちゃんと自分で婚活しなければ結婚できないような社会の仕組みでもあるのです。(自由恋愛って、じつは恋愛格差を生み出していたりします)

 

だから、まだお相手がいないけれど結婚したい、そう思っているのであればちゃんと婚活する必要があるのです。

 

あっ、心配しないでくださいね。

ちゃんと婚活するといっても特別なことをするわけではありませんよ。ちょっとした決断を積み重ねていくだけです。

 

 

婚活を成功させる秘訣

婚活を成功させるには、

●一度会ってみるという決断

●一度デートしてみるという決断

●一度ダメでも気持ちを切り替えて前に進むという決断

このような小さな決断の積み重ねが大切です。そんなに難しくないですよね。

 

あなたはいつ結婚したいですか?

私なら良いご縁であればできるだけ早く結婚したいです。そのほうが楽しいことに使える時間も増えますからね。

 

人は誰しも使える時間には限りがあります。

もちろん、自分の人生にあれこれ悩んだり、しっかり考える時間も必要です。だけど、ただ決断を先延ばしにしてあなたの貴重な時間を浪費しないでほしい、そう思うのです。

 

ご縁のありそうなお相手であれば一度会ってみる。デートでお相手のお人柄など確かめてみる。もしそこでご縁がなくても気持ちを切り替えて、次のもっと良いご縁を求めていく。出会いやデートの経験を積むことで落ち着いてお相手を判断できるようになったり、もっと上手に自分を見せられるようになるものです。

 

1回目よりも2回目のほうが、2回目よりも3回目のほうが上手くいく。結婚すると決断したら、婚活でもどんどん決断していく。

 

私の20年に渡るカウンセラー経験からも、これが婚活に成功する秘訣だと思うのです。

 

まとめ

結婚できる人とできない人の違いは決断するかしないかです。

『ケンタウロスの物語』では、登場人物の全員が、”どちらかではなく、どちらも決断しない” という決断をしました。

これは物語の中だけの笑い話として、あなたはそんな愚を犯すべきではありませんよね。

 

さあ、あなたは何を決断しますか?(それもすばやく!)

 

――飯塚 千栄子