理想の結婚をする3つの秘訣。1つ目は「待たない」。

「ブライダルピース大和」代表 カウンセラー: 飯塚 千栄子

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

結婚したいと悩んでいる方に一言申し上げたいのですが…

 

結婚したいのであれば、「待たない」でください。

今の時代、待っているだけでは出会いの確率はどんどん下がっていきます。

 

結婚できない人の間違い

結婚したいと思っていても、自分で動かないで済ませようとする人は多いです。

「まわりにいい人がいない」。そう言っている人ほど、この間違いをしています。

 

ちょっと考えてみてほしいのですが…

結婚で「待つ」とはどういうことでしょう。

 

結婚できない人は何かが起きるのを待っているのではないでしょうか。

 

たとえば、

もっと時間をかければ、いい人に出会えるかもしれない。

●もっと自分を磨けば、誰かが私を見初めてくれるかもしれない。

●もっと仕事を頑張れば、何かの機会に誰かと出会えるかもしれない。

 

そのうち理想の相手が現れて、いつか私も結婚できるんじゃないか。

 

これは出会いに限ったことではありません。

結婚して、その後も幸せな人生を送るという意味でも大切なことだと思います。

 

結婚できる人と結婚できない人の違い

では結婚できる人と結婚できない人の違いは一体なんでしょうか。

 

結婚相談所を運営しているといろいろな方の婚活に触れる機会がありますし、カウンセラーとして多くの方から悩みを打ち明けられます。

だから痛いほどよくわかるのですが、みなさん、真剣に結婚したいと考えています。

この先の人生を一人で生きていくのは寂しいし、悲しいし、味気ない。それよりもお互いの価値観を共有できる、お互いが信頼し合えるパートナーがほしいと切実に願っているのです。

 

それなのになかなか結婚できない。多くの人に共通するのは「待っている」ということです。

いつか結婚できるし、まだまだ自分は大丈夫。そう思っていらっしゃるのかもしれません。

 

結婚相談所で婚活するにはまだ早い。まずは合コンしたり、会費制パーティに参加したり、婚活サイトに登録してみたり、婚活の雰囲気に慣れてから。ひょっとしたら、そう思っていらっしゃるのかもしれません。

 

でも出会えない出会いを繰り返すのはたまたま結婚できるのを「待っている」に過ぎないし、単なる時間の浪費に過ぎません。本気で結婚したいのであれば、結婚に対して真剣な人たちのいる場所に行ってください。でないと一生結婚できませんよ。

 

これは少々、言い過ぎでしょうか。

 

あなたの「今」は、待って手に入れたものですか?

ちょっと考えてみてください。

 

たとえば保育士という職業。

もしあなたが子ども好きなら最高の職業ですよね。

毎日、子どもたちの笑顔を見れるのだから、わくわくするでしょう。

 

では保育士になるにはどうするのか。

家で寝転がっていたら、突然電話がかかってきて「おめでとうございます! あなたに『保育士資格』が当たりました」と言われるのでしょうか。

 

看護師になる人は気づいたら病院で働いていたのでしょうか。

 

違いますよね。

きっと一生懸命勉強して、資格を取って、採用面接に合格したんですよね。頑張って手に入れた「今」のはずです。

 

それでは幸せな結婚している人は?

 

街を歩いていたら、偶然、理想のお相手から見初められたのでしょうか。

まあ、なかにはそういうこともあるかもしれません。

ファッションモデルのような抜群のプロポーションだったり、アイドルのような可愛さがあるとか、イタリアあたりを旅行していればそんな出会いもあるでしょう。

 

でも、そのような出会いはほとんどの人には起きません。

 

だいたいがファッションモデルをしている時点でハングリーさや積極性を持ち合わせているはずです。そのような人が結婚相手に困っているとはちょっと考えづらいですよね。

 

そう考えると、ほとんどの人にとってはふだんの生活の中で自分の結婚したいと思える相手と偶然に出会う可能性はとても低いのです。

 

 ●あなたの職場で結婚に真剣な異性と出会う可能性はどれくらいですか?

 ●あなたの参加する合コンで結婚に真剣な異性と出会う可能性はどれくらいですか?

 ●あなたの登録した婚活サイトで独身者であることをちゃんと証明してあなたに真剣交際を申し込んでくれる人は?

 

もちろん出会いのあり方は自由ですし、婚活のペースも人それぞれです。誰がどのような婚活をされても否定しません。どこに良いご縁があるかなんて、そもそも誰にもわかりませんから。

 

でも結婚に真剣な異性との出会いを求めるのであれば、そのような場に自分から出ていく必要があると思うのです。

 

人生最後の日にする最大の後悔

だから結婚を「待たない」でください。

 

待っていたら突然、誰かの遺産が入ってお金持ちになった。

待っていたら勝手に痩せて理想のプロポーションを手に入れた。

 

そんな夢みたいなことを期待していたら、人生最後の日に、あなたは最大の後悔をすることになります。

 

厳しいことを言うようですが、結婚も人生もどれだけ自分から幸せを求めていくかで決まっていきます。

だから私は、世の中、誰もが簡単に結婚できなくなったという現実を受け止めて、真剣に行動を起こす必要があると思うのです。

 

それでもあなたは待ち続けますか?

 

――飯塚 千栄子

 

追伸)

この記事を読まれて、お気を悪くされた方がいらしたら本当に申し訳ありません。

でも結婚はあなたの人生を大きく左右します。女性であればなおさらです。事の重大さを考えると、現実を厳しい目で見つめていただく必要もあると思うのです。

それがあなたの人生に大きな影響を与えるカウンセラーとしての私の責任だと考えています。

 

私のアドバイスであなたの人生がもっとよくなるのであれば、嬉しいですね。

――飯塚 千栄子

 

婚活を成功させる秘訣。結婚すると決断したら?

「ブライダルピース大和」代表 カウンセラー: 飯塚 千栄子

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

あなたは婚活を成功させるための上手な「決断」をしていますか?

 

結婚できる人とできない人の決定的な違いは決断するかしないか、ではないでしょうか。

 

少し考えてみてほしいのですが、私たちの人生はすべて自分自身の決断の結果です。(仕事でもプライベートでも、私たちの人生は決断の連続ですよね)

 

言い換えると、あなたも私も決断しないことには自分の人生を前に進めることができません。

決断しない怖さについては、こんなお話があります。『寓話セラピー(ホルヘ・スカイ著)』という本の中にある物語の一つですが…

 

 

『ケンタウロスと村人と作者の物語』

あるところに一頭のケンタウロスがいました。

ほかのケンタウロスがそうであるように、彼も半分は人間で、半分は馬の体を持っていました。

 

ある日の午後、草原を散歩しているとケンタウロスはお腹が空いてきました。

「さあ何を食べよう」

 

ケンタウロスは考えました。

「ハンバーガーか牧草か。牧草かハンバーガーか」

 

考えても決められなかったので、結局、何も食べませんでした。

 

夜が来てケンタウロスは眠くなりました。

「さあどこで寝よう」

 

ケンタウロスは考えました。

「ホテルか馬小屋か。馬小屋かホテルか」

 

考えても決められなかったので、結局、眠りませんでした。

 

食べず眠らず、ケンタウロスはとうとう病気になってしまいました。

「誰を呼ぼう」

 

ケンタウロスは考えました。

「医者か獣医か。獣医か医者か」

 

病気なのに誰を呼ぶか決められなかったので、結局、ケンタウロスは死んでしまいました。

 

村の人たちが死体に近寄り、ケンタウロスの死を悲しみました。

「埋めてやらなければ」

 

人々はそう言いました。

「でもどこに? 村のお墓か草原か。草原か村のお墓か」

 

考えても決められなかったので、結局、村の人は本の作者を呼ぶことにしました。

 

呼ばれた作者も決められなかったので、ケンタウロスを生き返らせることにしました。

 

めでたし、めでたし、これでおしまい…

 

ということには、いつまでたってもなりませんでした。

 

 

この物語を聞いて、あなたはどう思いましたか?

 

「私はそんなに優柔不断じゃない」

ひょっとしてそう思いましたか?

 

「婚活とは違うよ。ただの作り話でしょ」

こうも思いましたか?

 

もちろんこれは寓話ですから、少しばかりオーバーに伝えていますけどね。だけど決断しない怖さをやさしく気づかせてくれる良いお話だと思います。

あなただって「決められずに困ってしまった」なんてことは今までの人生で一度や二度はあるはずです。もしかしたら、気づいていないだけかもしれませんよ。

 

たとえば、健康はどうでしょうか。

●必要な栄養を取るという決断

●十分な睡眠をとるという決断

●適度な運動をするという決断

健康を維持するにはこれらが必要ですよね。

そして現代社会においては、強い意志の力で決断しなければどれも実現しないものばかりでしょう。(ケンタウロスが死んだ理由を思い出して下さい)

 

これは結婚と決断でも同じことが言えます。

 

あなたは何を決断しますか?

結婚するという決断。

結婚しないという決断。

 

どちらもその人の価値観ですし、価値観には良いも悪いもないと思っています。私はどちらの価値観も尊重します。

 

でも、結婚するという決断をしたのであれば、早く婚活に取り組んでほしい。それもできるだけ上手に。そう願っています。

 

ひと昔前までは、適齢期になれば勝手に縁談が持ち込まれて自動的に結婚が決まっていく。言ってみれば受け身の決断で結婚ができました。

でも時代は変わりました。今はそんなこと、まず期待できません。今の時代、自由恋愛を当たり前のように思う人が多いのですが、じつは、ちゃんと自分で婚活しなければ結婚できないような社会の仕組みでもあるのです。(自由恋愛って、じつは恋愛格差を生み出していたりします)

 

だから、まだお相手がいないけれど結婚したい、そう思っているのであればちゃんと婚活する必要があるのです。

 

あっ、心配しないでくださいね。

ちゃんと婚活するといっても特別なことをするわけではありませんよ。ちょっとした決断を積み重ねていくだけです。

 

 

婚活を成功させる秘訣

婚活を成功させるには、

●一度会ってみるという決断

●一度デートしてみるという決断

●一度ダメでも気持ちを切り替えて前に進むという決断

このような小さな決断の積み重ねが大切です。そんなに難しくないですよね。

 

あなたはいつ結婚したいですか?

私なら良いご縁であればできるだけ早く結婚したいです。そのほうが楽しいことに使える時間も増えますからね。

 

人は誰しも使える時間には限りがあります。

もちろん、自分の人生にあれこれ悩んだり、しっかり考える時間も必要です。だけど、ただ決断を先延ばしにしてあなたの貴重な時間を浪費しないでほしい、そう思うのです。

 

ご縁のありそうなお相手であれば一度会ってみる。デートでお相手のお人柄など確かめてみる。もしそこでご縁がなくても気持ちを切り替えて、次のもっと良いご縁を求めていく。出会いやデートの経験を積むことで落ち着いてお相手を判断できるようになったり、もっと上手に自分を見せられるようになるものです。

 

1回目よりも2回目のほうが、2回目よりも3回目のほうが上手くいく。結婚すると決断したら、婚活でもどんどん決断していく。

 

私の20年に渡るカウンセラー経験からも、これが婚活に成功する秘訣だと思うのです。

 

まとめ

結婚できる人とできない人の違いは決断するかしないかです。

『ケンタウロスの物語』では、登場人物の全員が、”どちらかではなく、どちらも決断しない” という決断をしました。

これは物語の中だけの笑い話として、あなたはそんな愚を犯すべきではありませんよね。

 

さあ、あなたは何を決断しますか?(それもすばやく!)

 

――飯塚 千栄子