結婚を遠ざける。婚活を消極的にさせる心のブレーキとは?

「ブライダルピース大和」代表 カウンセラー: 飯塚 千栄子

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

あなたの婚活には心のブレーキがかかっていませんか?

 

「病は気から」という言葉があります。

これは病気でない人が「自分は病気なんだ」と思い込んでいると、そのうち本当に病気になってしまうというものです。これは婚活にも同じことが言えます。

 

「お見合いがうまくいかない。いつも断られる。どうせ結婚なんてできっこないんだ」

 

そんなふうに思い込んでしまうとそれが行動にも表れます。表情や態度、雰囲気にも出てしまい、ますます負のスパイラルに陥ってしまうのです。まさにこれは心のブレーキと言えるでしょう。

 

あなたの婚活は大丈夫ですか?

たまたま、ちょっとうまくいかなかっただけで「結婚できない」なんて思い込んだりしていませんか?

必要以上に傷ついたり、落ち込んだりして、心のブレーキをかけていたりしませんか?

 

それだけで幸せな結婚を逃してしまうなんて、とてももったいないことです。

もっと言うと、ものすごくバカバカしいことだと思うのです。

 

今日は心のブレーキの滑稽さを教えてくれる寓話をご紹介しますね。

いいですか? ではいきますよ。

 

鎖につながれた象

サーカスで一番最初に象に教えること。

 

それは、象に逃げ出そうとする気持ちを持たせないことです。

 

どうするかというと、象が小さな赤ん坊のときから、その足に太い丸太を鎖でつないでおくのです。そうすれば、逃げ出そうとしても太い丸太が足を引っ張るので逃げられません。

 

つまり、あきらめるようにしておくのです。

そうすると、しだいに象はこの囚われの状態に慣れていきます。

 

逃げ出そうとしても丸太があって逃げ出すことができない。この繰り返し。

象はそのうち逃げることを考えなくなります。

 

赤ん坊からやがて大人の象になって、大きな体と強い力の持ち主になってからも、足に鎖を巻いておきます。それだけで象は決して逃げようとしなくなります。

 

今では大きな木を根こそぎ一本、引っこ抜く力があるのに。

 

もし鎖の先に結ばれているのが小さな枝だったとしても決して逃げようとはしなくなってしまうのです。

 

ちょっと悲しくなるお話ですよね。

この寓話は思い込みがブレーキとなってしまい、行動できなくなる怖さを教えています。

 

もし私たちが自分の人生をあきらめるようになってしまったら・・・そう思うと、とても悲しい気持ちになるのです。

婚活をあきらめてしまう人の多くは、そんな心の囚われが原因のひとつなのです。

 

婚活と心のブレーキ

お見合いを申し込んでも断られてしまう・・・

なかなかお見合いから交際に発展しない・・・

 

そんなことが続くと、ちょっと気持ちが落ち込んでしまい、「どうせうまくいかないから」なんて次の行動を躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。

(もしかして、ドキッとしましたか?)

 

お気持ちは痛いほどよくわかります。

だれだって、いつでもプラス思考ではいらせませんからね。(24時間365日、プラス思考なんて人はきっと何かの病気か、大事な感情が欠落しています・・・)

 

心の痛みを感じない人はいませんし、断られれば人は傷つきます。

ものごとすべて順調な人なんていませんし、婚活だってうまくいかなければ落ち込むのが普通なのです。

 

だから婚活がうまくいかなくても、

「今日だけ落ち込もう。そんな自分もOK。でも、明日からまた頑張るぞ~」

そんなふうに気持ちを切り替えることを約束してから落ち込んだり、悲しい気持ちになってほしいのです。

 

心のブレーキを外す方法

もしあなたが落ち込んだり、悲しい気持ちになってしまったのであれば、親しい友人と話してリラックスしたり、信頼できるカウンセラーに辛いことを全部話してしまいましょう。早く心のブレーキを外してしまいます。

 

単純ですが、私の経験からも一番効果のある方法だと思います。

だれかに話を聞いてもらうことでだいぶすっきりするはずです。これだけで前向きな気持ちが沸き上がってきますし、ときには思いがけないアドバイスをもらえたり、気づきがあるかもしれません。

これが一番、立ち直りが早いのです。

 

でも、友人に聞いてもらうときは愚痴っぽくなり過ぎないように気をつけてくださね。

プロのカウンセラーと違って、ネガティブな話をいつまでも聞かされ続けると、どんなに仲の良い友人だって、イヤな気持ちになるかもしれませんから・・・

 

してはいけない後悔とは?

人はやったことよりも、やらなかったことを後悔する

 

これはマーク・トゥエインの言葉です。(マーク・トゥエインは『トムソーヤの冒険』で世界的に知られる小説家)

 

多くの場合、私たちはやってしまったことよりもやらなかったことを後悔します。

 

あのときお見合いしておけばよかった。

あのとき交際を申し込んでおけばよかった。

あのとき「OK」しておけばよかった。

 

あのとき、婚活を続けていればよかった・・・

 

ちょっと想像してみてください。

10年後、20年後に「今の自分」を振り返ってみて、「婚活をやめてしまった」なんて、きっと悔やんでも悔やみきれませんよ。

 

まとめ

幸せな結婚をするためには心のブレーキをかけないでください。

婚活に消極的になったり、後ろ向きになるほど幸せな結婚は遠ざかります。

 

私たちはサーカスの象とは違います。

前を向いて進んでいきましょう。

 

私のアドバイスであなたの人生がもっとよくなるのであれば、嬉しいです。

――飯塚 千栄子

 

 

追伸)

もし悩んでいるのであればご相談くださいね。

あなたの幸せな結婚を本気で応援していますから。

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