お見合いで会話美人になる3つの方法

「ブライダルピース大和」代表 カウンセラー: 飯塚 千栄子

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

「どうすればお見合い相手との会話が盛り上がるのか」

 

あなたもそう悩んだことがありませんか?

 

お気持ちはよくわかります。

良さそうな人に出会えたときは何とか会話を弾ませて良いご縁に変えたいですものね。

 

そんなあなたにお見合いで会話美人になる3つの方法をお教えします。

その1.お相手との偶然を見つける

たとえば、出身地が同じだとか、共通の知り合いがいるとか。

 

たまたま何かが同じ。

 

そんな偶然の一致を見つけると初めて会う人との会話も弾みます。

あなたにもそんな経験があるのではないでしょうか?

 

これがお見合いの場だと、一気に話が盛り上がって、ふたりの距離が急速に近くなることがあります。そして、そのままあっという間にゴールイン・・・

 

このようなケースは私のカウンセラー経験からも少なくありません。

何しろ、お見合いの目的は結婚すること。その候補者と意気投合するのですから。

 

とくに、お互いにマイナーなミュージシャンが好きだとか、お互いに同じ地域で災害ボランティアしたことがあるとか。

偶然性が高ければ高いほど、ただのお見合い相手から結婚相手に一気に変わることが多いです。この人、私との価値観がものすごく似ているかも、といった具合に。

 

でもどうすれば、そんな偶然の一致が見つかるのでしょうか?

 

その答えは・・・偶然を ”見つける” のです。

はっきり申し上げると、お見合いの場でそんな特別な偶然に期待してはいけません。ただ偶然が起こるのを待っていたのでは、よほどのことがない限り、偶然の一致は見つかりません。

 

すばやく結婚した人にとって、お見合いの場で見つかる偶然なんて、じつは偶然ではありません。

お相手との偶然の一致を一生懸命探した結果であることが多いです。

だから、お見合いを成功させる ”コツ” は、お相手との偶然の一致を見つけることにあるのです。

 

お見合い相手との偶然の一致を見つける方法は、

1.お相手のことを想像する

2.お相手が言ったことに、自分と関係することはないか探す

この2つです。

 

お見合いであればお相手のプロフィールを見ていますよね。

お見合いを申し込むかお受けする前に、お相手の情報を見てからお見合いするかどうかを決めているはずです。

そのときに、ただプロフィールに目を通しておくだけでなく、どんなお相手なのか想像しておくのです。

 

こんな話に興味を持ってもらえるかな。

ひょっとしたら、あんな話で盛り上がるかも。

 

どんな偶然の一致が見つかるか、お相手との会話を想像しておきましょう。

そんなふうにお見合いの日を待つのは楽しいものですよ。

 

そしていざ、お見合いの席ではお相手の話を傾聴しながら、自分と関係することはないかどうか探します。注意深く話を聞いていけば、きっと見つかるはずです。

 

お相手に伝えたい、あなたの魅力がたくさんあっても最初のうちは ”聞き上手” になりましょう。

自分のことばかり話していては偶然の一致なんて見つかりません。お相手の話をいろいろと聞くから偶然の一致は見つかるのですから

 

その2.お相手の感性をほめる

お相手をほめるときはプロフィールに書かれているようなことではなく、あなたが実際に会ってみて感じたことをほめ言葉として伝えてみてください。

 

たとえば、

「声が渋くてすてきですね」

「笑顔がすてきですね」

すごく落ち着いていらっしゃるんですね」

「”雰囲気” がありますね

「服のセンスがいいですね」

などなど・・・必ずほめるところは見つかるはずです。

 

感性をほめられるというのは「年収が高いですね」とか「イケメン(美人)ですね」などと言われるよりも、うれしいものです。

だって、感性はその人の内面を表すものですし、ときにはその人の生き様だったりしますからね。

 

そのような「ほめる」ところの多い人ほど、あなたの結婚相手としてふさわしいのではないでしょうか。

 

その3.言葉の三段活用を使う

お相手の気持ちに刺さるのは気の利いたセリフではなく、日常使うような言葉だったりします。ごく基本的で、簡単な言葉をどうやって繰り返して使えるかが大切なのです。

 

たとえば、「おいしい」という言葉。

食事という行為は、これから二人で何回も繰り返す行為になるかもしれません。そんなときに喜びの感情が素直に表現できる女性はかわいらしいものです。

 

これを三段活用すると、

「おいしそう」

「おいしい」

「おいしかった」

になります。

 

まずは食べる前の「おいしそう」から。

誘われたときの「おいしそう」。

メニューを見たときの「おいしそう」。

料理が出てきたときの「おいしそう」。

 

これから起こる体験にワクワクしているという気持ちを素直に伝えられます。

 

つぎに食べているときの「おいしい」。

これは「今、あなたとおいしいものを食べている」という体験の共有です。

 

「あなたと、おいしい」

こんなふうに喜びを表現されれば、いっしょに食事をする人もうれしくなります。

エスコートする男性の立場で見ると、そんな女性をもっと喜ばせたいと思うようになります。

 

最後は「おいしかった」。

食べ終わったあとの「おいしかった」は満足の証(あかし)。

「おいしかった」は「ありがとう」と同じくらい、あなたのうれしさを表す言葉です。

 

レストランを出るときや、デートの別れ際に「おいしかった」。

この言葉に、また連れていってあげたい、そう思う男性は多いです。

 

「この前のゴハン、おいしかったですね」。

メールやLINEを自然に送れますし、つぎに会ったときの会話のきっかけにもなります。

 

「おいしかった」は最強の言葉です。

 

今、目の前には何もなくても「おいしかったね」という共通体験を何度も何度も繰り返すことができます。

二人がこの先もずっといっしょにいるとして、10年、20年と経ってからでも「あのときふたりで食べた○○、とってもおいしかったよね」ということができるのです。

 

こんなにステキな言葉って、そうそうありません。

だから「おいしい」の三段活用はおススメです。

 

ほかにも、感情を表すような

「うれしい」

「楽しい」

「気持ちいい」

は三段活用が効きます。

 

ふたりでワクワク、ドキドキ、楽しい気持ちになれる言葉をビフォー・ナウ・アフターでどんどん広げていくことができます。

 

まとめ

いかがでしたか?

会話美人になるといっても話題が豊富であるとか、気の利いた言い回しができるとか、まったく必要ありません。(もちろん、話題豊富で表現も自由自在に越したことはありませんが・・・)

 

難しく考えないで、笑顔でお話することを意識してみてください。

多少意見が違っても、お相手に同調してから、自分の考えを伝えてみましょう。

 

お見合いで大切なのは、次につなげる事です。

一回のお見合いにかける時間はせいぜい1~2時間。そんなに短い時間では、わからない部分も多くて当たり前です。だから次に会う必要があるのです。「いいな」と感じるお相手であれば、思い切って交際に進めてみましょう。

 

そのためにはどんな会話が良いのか?

お相手に良い印象を与える為には、どうしたら?

お相手の考えや意見に同調しながら、その中で共感ポイントを見つけることができれば良いですよね。

お互いが笑顔でお話しできる状況になればもっと良いと思います。

自分が緊張しているのであれば、

「すいません。今日は少し緊張しています」と伝えて、素直に自分を出した方が好印象です。

 

そうすれば、もっとあなたと話したい。

そう思われて、次の約束が自然とできるのではないでしょうか。

 

私のアドバイスであなたの人生がもっとよくなるのであれば、嬉しいです。

――飯塚 千栄子