婚活はコロナウィルスの影響でどのように向き合えばいいの?

婚活はコロナウィルスの影響でどのように向き合えばいいの?

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

「コロナ感染が怖い。不安で眠れない」

 

「今だに満員電車で通勤。休みたいけど休めない

 

コロナで自宅待機。もう1ヶ月以上、だれかと会話してない」

 

NHKの報道によると、新型コロナウィルスへの不安で「こころの悩み相談」が急増しているそうです。

 

いつもは賑やかな通りなのにとても静かで、どのお店も閑散としていて・・・

このような状況を目の当たりにしていると、じわじわと気持ちがむしばまれていくような気がします。

きっとあなたもそう感じているのではないでしょうか。

 

ブライダルピース大和にも、

・このような状況で私の婚活はどうなるの

・婚活を休んだら出会いのチャンスを逃してしまうかも

・コロナが収まるのを待ってるうちに歳だけ取っていくのが怖い

といった相談が寄せられています。

 

それに対して、私はこう思うのです。

 

婚活とコロナウィルスの向き合い方

「婚活も自粛するべき?」

そのようなご相談もいただくのですが、無理やり自粛する必要はないと思います。

 

もちろん外出や人と会うことには慎重な判断が求められます。

だからと言って、婚活は休まないでください。

 

結婚はあなたの一生を左右する大事なイベントです。

少しばかりペースを落としたとしたとしても前を向いて進んだほうがいいと思うのです。

失った時間は取り戻せませんから。

 

私のほうで無理なく婚活する方法をお教えします。

あなたもひとりで悩まずにどんどん相談してください。

 

実際、コロナをきっかけとして結婚を真剣に考えはじめる人も増えてきました。

 

この状況で思い出されるのは東日本大震災後の結婚ラッシュです。

多数のカップルが震災をきっかけに結婚して、「絆婚」とか「震災婚」といった言葉も生まれましたよね。

 

社会不安が高まると結婚したい人が増えますが、東日本大震災の折には私も多くの婚活相談を受けました。

 

「ひとりで過ごすのは苦じゃない」

ふだんはそう言っている人でも精神的に孤独を味わうのはきついものです。

 

危機感を抱くと孤独な自分がより鮮明になりますからね。

だれでも、寄り添い合える相手を求めたくなります。

 

新型コロナウィルスでやっかいなのは、ちょっとした雑談の場が失われてしまったことです。

だれかと「会えない」状態が期間未定で続くのです。

 

いつもは職場で同僚とおしゃべりしたり、お店の人とのちょっとした会話。

ふだんの何気ないやりとりがどれだけ孤独感を紛らわせてくれていたのか、思い知らされました。

 

独りじゃイヤだ。

そう思ったのであれば、寄り添えるお相手を見つけてほしいですし、コロナに負けないでほしいと思います。

 

あなたも結婚の価値観を見直しませんか?

婚活中の20代後半の女性がこんなことを言っていました。

 

コロナで結婚に対する意識が変わりました。

 

コロナ前は、結婚に対しての考えが漠然としていたと思います。

 

これまで何回かお見合いしましたが、希望する条件に合うかとか、会話が上手くいったかとか、相手の容姿だけで交際を断ったりしていました。

 

私のなかで、それはそれで結婚相手を決めるポイントには違いないのですが、コロナで孤独を感じたときに相手に求めるものの優先順位がすこしだけ変わりました。

 

もっと大事にしたいと思ったのは、こんな大変なときに気持ちを通わせられる相手かどうか、お互いに信頼し合える関係になれるかどうかです。

 

独りで生きていくことと、だれかと生きていくことの違いがはっきりとわかった気がします。

 

コロナに不安を感じる婚活者にとって大いに共感できる話ではないでしょうか。

 

まとめ

今までに例がないほどの大変な状況ですが、下を向かずに、立ち止まらずに、信頼し合えるお相手探しを続けてほしいと思います。

 

なにも「会う」だけが婚活ではありません。

外での活動が制限されるのであれば、メールやLINEに電話だってあります。

コミュニケーションのカタチはいくらでも工夫できるのです。

 

気をつけてほしいのは自分の不安な気持ちばかり伝えていると会話が重くなってしまうことです。

あなたが口に出さなくても会話の節々にそんな雰囲気が出てしまいます。

言うまでもありませんが、大事なのはお互いに前を向いた会話です。

 

「私、ちょっと疲れているかなぁ」と思ったら、ネガティブな気持ちを私に全部吐き出してください。

一度ガス抜きしてから相手と話すことをお勧めします。

明らかに会話の質が変わりますよ。

 

私のアドバイスであなたの人生がもっとよくなるのであれば、嬉しいです。

――飯塚 千栄子