婚活の優先順位と『頑張る木こり』の物語

「ブライダルピース大和」代表 カウンセラー: 飯塚 千栄子

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

婚活を頑張る。

 

言うまでもなく、大事なことですよね。

 

理想のお相手と巡り合って、幸せな結婚をしたい。

そう願っているのですから。

 

でもその頑張りには思わぬ落とし穴があったりします。

まずはこのお話を聞いてください。

 

『頑張る木こり』

働き者の木こりが材木屋に仕事をもらいに行きました。

 

申し分のない条件だ。

木こりはその仕事を引き受けることにしました。

 

最初の日。

木こりは親方から斧を一本渡され、仕事場を割り当てられました。

 

ようし、やるぞ!

木こりは張り切って山の中へ入っていきました。

 

その日、木こりは一日で十八本の木を切り倒しました。

 

「よくやった! この調子で明日も頼むぞ!!」

 

親方の言葉に気をよくした木こりは、明日はもっと頑張ろうと誓いました。

そして家に帰ると早めに寝ることにしました。

 

次の日。

木こりは誰よりも早く起きて、斧を担いで山に入りました。

 

ところが努力もむなしく、その日は十五本が精一杯でした。

 

疲れているに違いない。

そう考えた木こりは家に帰るとすぐに寝床に入りました。

 

そして昨日よりも早く、夜明けとともに目を覚ました木こり。

 

よし、今日は何としてでも十八本の記録を超えてみせるぞ!

こう自分を奮い立たせて寝床から飛び出しました。

 

ところが、その日は十八本どころか、昨日の半分も切り倒せません。

そして次の日は五本、そのまた次の日は三本。

 

そのまた次の日は夕方になっても、

二本目の木すら切り倒せないままで一日を終えることになりました。

 

おかしいな、こんなはずじゃ…

 

怒られるだろうとびくびくしながらも木こりは親方に正直に伝えました。

「これでも一生懸命やってるんです」

 

すると親方は木こりにこう尋ねました。

「最後に斧を研いだのはいつだ?」

 

木こりは答えました。

「斧を研ぐ? そんな暇なんてありませんよ。だって木を切るのに精一杯でしたから」

 

 

もうおわかりですよね?

 

木こりは「木を切る」という仕事に精一杯で、「斧を研ぐ」という仕事をおろそかにしていました。

 

どんなに切れ味の鋭い斧でも刃先は少しずつ劣化していきます。

刃が劣化すれば切れ味も鈍くなり、本来の力を発揮できなくなってしまいます。

 

それどころか、切れ味の悪い斧を力任せに振り回すと自分がケガをする原因にもなりかねません。

もちろん木こりなら、そんなことは十分にわかっていたでしょう。

 

でも目の前の木を切り倒す仕事、つまり稼ぎに直結する仕事にしか気が回らなかった。

それを親方に見抜かれたのです。

 

これは私たちの婚活にもよくある話ではないでしょうか?

 

婚活の「斧を研ぐ」

婚活の目的はもちろん結婚することです。

そのために出会いを求め、交際を申し込み(申し込まれ)、お付き合いを始めて…

その先にあるのが結婚ですよね。

 

それにはあなたの気持ちだけでなく、お相手の気持ちだって大切です。

あなたがいいなと思うだけでなく、お相手からもいいなと思ってもらえなければ、出会いからその先に進むことはありません。

 

では、お相手にいいなと思ってもらうためにはどうすればいいのか?

 

それにはお相手にあなたの良さをしっかりと伝えていく必要があります。

だって婚活における最大の売り物は ”あなた” なのですから。

 

つまり婚活の「斧を研ぐ」とは、自分の良さを伝えるために自分を磨いていく。

このことではないでしょうか。

 

婚活で「斧を研がない」とどうなるか

世の中は未婚率の上昇とともに結婚したい男女がひしめき合っていて、目を皿のようにして多くの選択肢の中から理想のお相手を探している状況です。

そのなかで選ばれるには選ばれるための魅力が必要です。

 

誤解しないでくださいね。

 

選ばれるための魅力とは、必ずしも年齢が若いこととは限りませんし、容姿端麗なことでもありません。ましてや異性との会話が上手ということでもありません。

 

それよりも、

あなたの表情を豊かにするメイクであったり、相手に好感をもってもらえるような服装選びであったり、お互いの距離が近づくような会話の選び方だったりするのです。

 

・あなたがどんなに気に入っていたとしても、最初の出会いに10年前に流行した服ではお相手の印象もよくないかもしれません。(高いブランド服を買う必要はありません。大事なのはTPOと清潔感です)

 

・あなたがどんなにすっぴんに自信があったとしても、最初のデートにノーメイクでは相手もちょっと引いてしまうかもしれません。(女性のメイクはお相手に対する敬意でもあります)

 

・あなたがどんなにお相手と打ち解けたと思っても、出会って最初のころは肩の凝らない会話をするべきでしょう。(くれぐれもあなたが抱えている悩みを打ち明けるとか、重いテーマは避けるべきです)

 

最高の自分を見せる

結婚するには自分を偽るべきだ。

そう申し上げているのでありません。

 

結婚に向けて良い関係を築いていくには、まずはお互いの良いところから見せ合ったほうがいい。そのほうがお互いに惹かれ合うし、距離も自然と近づいていく。

そう申し上げているのです。

 

まずはお互いに好意を感じなければ進展はありませんからね。

 

人は誰でも良いところと悪いところがあり、調子が良いときもあれば悪いときもあります。

自分の欠点や悲しんでいる姿、落ち込んでいる姿などは出会って最初の頃よりも、関係を深めていく過程で共有し、お互いが許容しあうものではないか、そう思うのです。

 

それよりも、まずは選ばれるために最高の自分を見せる。

これが婚活の「斧を研ぐ」ではないでしょうか。

 

まとめ

自由恋愛。

言葉の響きはいいのですが、じつは結婚するには厳しい競争を勝ち抜かなければならないことを意味しています。

 

自由とは自己責任のもとに享受できるものであり、ただ、ありのままの自分を見せることではありません。

切れない斧と同じで自分の魅力を磨かない…婚活においてこれほど恐ろしいことはありません。

 

理想の結婚をするには常に婚活の「斧を研ぐ」ようにしましょう。

いつまでも魅力的なあなたでいるほうが結婚してからもお相手に喜ばれますからね。

――飯塚 千栄子

 

追伸。

即効性には外見から。持続性には内面から磨きます。

どちらも大事なのですが効率よく磨くにはちょっとしたコツがあるんです。

 

知りたい方はお気軽にお声がけくださいね。

 

お見合いのメリットとデメリット。どんな人がお見合い結婚に向いているのか?

「ブライダルピース大和」代表 カウンセラー: 飯塚 千栄子

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

あなたはお見合い派ですか? それとも婚活パーティ派ですか?

 

世の中には出会いを求めるための婚活ツールがいろいろとありますよね。

 

もしあなたがいろいろな婚活パーティーや合コンに参加しているのに、なかなか良い相手に出会えないと悩んでいるのであれば、一度「お見合い」してみることをお勧めします。

 

早く結婚相手に出会いたいのであればお見合いは最も確率が高いですし、結婚するにはお見合いが最も合理的で、最も効率の良い婚活ツールだと思うのです。

 

もちろん人によっては向き不向きがあるのですべての方にお見合いを勧めるわけではありません。

これからお見合いのメリットとデメリットをお話するので自分の婚活に対する考えと照らし合わせてみてください。そのうえで役立ちそうならあなたの婚活ツールに加えてみてください。

 

ではいきますよ。

 

お見合いのメリット

安心して出会える

基本的に、「お見合い」は第三者が仲介することで成り立つシステムです。

 

ひと昔前のお見合いと言えば、世話焼きの親戚や近所の世話好きの人が独身者を見つけるとしきりに縁談を持ち込んだものです。

「この人は○○の出身で、お勤めは○○で、とってもいい人なのよ」なんて感じでした。

 

ですが、これも時代の流れでしょうか。今はそんなお見合いもめっきり少なくなりましたよね。

 

世の中、私たちのような結婚相談所が間に入る「お見合い」が多くなってきました。

そのほうがヘンなしがらみもなくていいのかもしれませんね。

 

いずれにしろ、共通するのは身元の確かな人同士を第三者が結びつけるので安心して出会えるということです。

 

結婚相談所を通した「お見合い」では、独身の証明や収入の証明、就業の証明、卒業の証明など、いくつかの機関によって身元が確認された人同士が引き合わされるので出会いの場としてこれ以上、安心な出会いはないと思います。

 

*男性と女性では、身元確認の条件が一部異なります。

 

結婚に意識の高い相手と出会える

婚活パーティーや合コンに比べると明らかですが、出会う相手は結婚に対して意識の高い人ばかりです。(そのためのお見合いですからね)

お見合いであれば、長く付き合ってきたのに結婚に対する温度の違いがあった、なんて事態を防ぐことができます。

 

お互いの希望条件が合ったうえでお見合いするわけですし、結婚という目的が一致しているので気持ちが合えば一気に話が進んでいきます。

 

自分の希望する相手のみ出会える

お相手の出身地や学歴、職業に収入、趣味、家族構成など、前もって知ることができるので自分の希望する相手とだけ出会うことができます。

 

ですので、結婚相手に求めるものがはっきりしている人はお見合いが向いています。

 

離婚の可能性が低い

一般的にお見合い結婚の離婚率は低いと言われていますが、弊社の実績からもお見合い結婚は離婚の可能性が低いと言えそうです。

 

というのも、お相手の収入や実家の家族構成などの基本データや結婚にいたる背景を確認してお見合いし、それから結婚に踏み切るので、夫婦間のトラブルにありがちな「結婚してから初めて知った」とか、「そんな話、聞いていない」という情報が少ないからです。

 

率直に申し上げると、お互いにへんな隠し事ナシで結婚するので長く付き合っていけるのではないかなと思います。

 

お見合いのデメリット

プロフィールで決まってしまう

お見合いの成立は良くも悪くもプロフィールしだい。

 

・実際に会ってみると写真よりもずっと素敵な人だった。

・実際に話してみると波長が合ってすごく話が盛り上がった。

・実際にいっしょにいると気配りが細やかでとても良い人だった。

 

これらは、婚活者からよく聞く「お見合いあるある」なのですが、プロフィールだけでは伝わらない魅力って本当に多くあります。そういう人を見ると本当にもったいないと思うのです。

 

人の魅力って、その人の仕草や雰囲気から出てくることも多いですからね。文字情報や静止画だけでは伝えきれないでしょう。

ですのでプロフィールだけでお見合い相手が決まってしまうというが最大のデメリットかもしれません。

 

お相手を紹介しづらい

「こんな素敵な人、どこで知り合ったの?」

お相手を紹介するとき、こんなふうに馴れ初めを聞かれることがありますよね。

 

今では「婚活」という言葉もすっかり社会に定着しましたし、確実で安全な出会いという意味からも、胸を張ってお見合いで知り合ったと言ってほしいのですが…

やはりお見合いすることや、お見合いで相手と知り合うということを恥ずかしいと思う方もいらっしゃるようです。

 

「こんな素敵な人とどこで知り合ったの?」

「ありがとう。ちょっと紹介でね」

これぐらいにサラリとかわしてしまえばいいかもしれませんね。

 

紹介者によっては断りづらい

仲の良い友人や会社関係の人からの紹介は、お見合いした後で相手を断りづらいかもしれません。

 

親しい人の紹介ほど断りにくい。これは世の常で、

せっかく「いい人よ」と紹介してくれたのに付き合わないと、その友人との仲までこじれてしまったり、わだかまりができたりするものです。会社関係では、その後の仕事に影響することだって大いにありますので。

 

友人知人の紹介には多くの良縁は潜んでいるものですが、紹介を受ける前に断りやすい空気を作っておいたほうがよいと思います。

 

だからこそ、割り切って断れる民間の結婚相談所が求められていると言えますが…

お気に召さない相手なら、余計な気も使わずにきっぱり断れますからね。

 

結論までの期間が短い

これをデメリットとするかは賛否が分かれるところですが、お見合い後の意思決定はすぐに行う必要があります。これはもちろん、お互いの時間をムダにしないためです。

交際を始めるか、結婚するか、次々と気持ちを固めていかなければいけません。

 

そもそもお見合いの目的は結婚することですからね。

そういう意味ではお見合いする前に結婚に対する自分の考えを整理しておいたほうがいいですし、お見合いを通して結婚を考える良いきっかけになることも多いようです。

 

結婚前にはじっくり恋愛したい、という方にはお見合いは向いていないかもしれませんね。

 

ではどんな人がお見合いに向いているのか?

早く結婚したい人

これはもちろんですね。

とくに結婚相談所を介したお見合いでは、お互いに料金を支払って出会いを求めるわけですし、お互いに結婚する意思も強くなります。

いわゆる自由な恋愛からのスピード婚もありますが、あとからお相手の学歴や収入を知ることで「こんなはずじゃなかった」となる可能性も…

ちょっと気をつけたいところです。

 

恋愛経験が少ない人

恋愛経験が少ない人こそ、お見合いは効率良く結婚するためのツールです。

 

ふつうに、恋愛ってものすごいエネルギーを使いますからね。恋愛は楽しいものではありますが、仕事しながらだと大変なのも事実です。

頑張って恋愛に踏み出したとしても、お互いの結婚に対する温度が違ったらものすごいダメージを受けます。

 

ですので恋愛経験が少なかったり、気軽に恋愛するのが苦手という方には、結婚を前提としたお付き合いが約束されているお見合いをお勧めします。

 

恋愛経験が豊富な人

えっ、と思われるかもしれませんが、恋愛経験が豊富すぎる人ほどお見合いがお勧めです。

 

恋愛経験が豊富。

裏を返せば多くの恋愛をしたのに結婚しなかった、もしくは結婚できなかった、です。

 

結婚願望があるのに結婚できないのであれば、今までの行動パターンや恋愛認識から外れてみる必要があるのではないでしょうか。

 

いつもと違う結果が欲しければ、いつもと違う行動をしなさい

 

これは自己啓発の分野で世界的に有名なアール・ナイチンゲールという人の言葉です。

なんとなくわかりますよね。

 

まとめ

いかがでしたか?

あなたがなかなか良い相手に出会えないと悩んでいるのであれば、「お見合い」も有力な選択肢になるのではないでしょうか。

 

もしまだあなたが「お見合い」の力を疑っていらっしゃるようでしたら、お気軽にご相談ください。

お見合いがあなたの婚活ツールになるかどうか、じっくりお話を伺いますので。

 

私のアドバイスであなたの人生がもっとよくなるのであれば、嬉しいですね。

――飯塚 千栄子

 

理想の結婚をする3つの秘訣。1つ目は「待たない」。

「ブライダルピース大和」代表 カウンセラー: 飯塚 千栄子

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

結婚したいと悩んでいる方に一言申し上げたいのですが…

 

結婚したいのであれば、「待たない」でください。

今の時代、待っているだけでは出会いの確率はどんどん下がっていきます。

 

結婚できない人の間違い

結婚したいと思っていても、自分で動かないで済ませようとする人は多いです。

「まわりにいい人がいない」。そう言っている人ほど、この間違いをしています。

 

ちょっと考えてみてほしいのですが…

結婚で「待つ」とはどういうことでしょう。

 

結婚できない人は何かが起きるのを待っているのではないでしょうか。

 

たとえば、

もっと時間をかければ、いい人に出会えるかもしれない。

●もっと自分を磨けば、誰かが私を見初めてくれるかもしれない。

●もっと仕事を頑張れば、何かの機会に誰かと出会えるかもしれない。

 

そのうち理想の相手が現れて、いつか私も結婚できるんじゃないか。

 

これは出会いに限ったことではありません。

結婚して、その後も幸せな人生を送るという意味でも大切なことだと思います。

 

結婚できる人と結婚できない人の違い

では結婚できる人と結婚できない人の違いは一体なんでしょうか。

 

結婚相談所を運営しているといろいろな方の婚活に触れる機会がありますし、カウンセラーとして多くの方から悩みを打ち明けられます。

だから痛いほどよくわかるのですが、みなさん、真剣に結婚したいと考えています。

この先の人生を一人で生きていくのは寂しいし、悲しいし、味気ない。それよりもお互いの価値観を共有できる、お互いが信頼し合えるパートナーがほしいと切実に願っているのです。

 

それなのになかなか結婚できない。多くの人に共通するのは「待っている」ということです。

いつか結婚できるし、まだまだ自分は大丈夫。そう思っていらっしゃるのかもしれません。

 

結婚相談所で婚活するにはまだ早い。まずは合コンしたり、会費制パーティに参加したり、婚活サイトに登録してみたり、婚活の雰囲気に慣れてから。ひょっとしたら、そう思っていらっしゃるのかもしれません。

 

でも出会えない出会いを繰り返すのはたまたま結婚できるのを「待っている」に過ぎないし、単なる時間の浪費に過ぎません。本気で結婚したいのであれば、結婚に対して真剣な人たちのいる場所に行ってください。でないと一生結婚できませんよ。

 

これは少々、言い過ぎでしょうか。

 

あなたの「今」は、待って手に入れたものですか?

ちょっと考えてみてください。

 

たとえば保育士という職業。

もしあなたが子ども好きなら最高の職業ですよね。

毎日、子どもたちの笑顔を見れるのだから、わくわくするでしょう。

 

では保育士になるにはどうするのか。

家で寝転がっていたら、突然電話がかかってきて「おめでとうございます! あなたに『保育士資格』が当たりました」と言われるのでしょうか。

 

看護師になる人は気づいたら病院で働いていたのでしょうか。

 

違いますよね。

きっと一生懸命勉強して、資格を取って、採用面接に合格したんですよね。頑張って手に入れた「今」のはずです。

 

それでは幸せな結婚している人は?

 

街を歩いていたら、偶然、理想のお相手から見初められたのでしょうか。

まあ、なかにはそういうこともあるかもしれません。

ファッションモデルのような抜群のプロポーションだったり、アイドルのような可愛さがあるとか、イタリアあたりを旅行していればそんな出会いもあるでしょう。

 

でも、そのような出会いはほとんどの人には起きません。

 

だいたいがファッションモデルをしている時点でハングリーさや積極性を持ち合わせているはずです。そのような人が結婚相手に困っているとはちょっと考えづらいですよね。

 

そう考えると、ほとんどの人にとってはふだんの生活の中で自分の結婚したいと思える相手と偶然に出会う可能性はとても低いのです。

 

 ●あなたの職場で結婚に真剣な異性と出会う可能性はどれくらいですか?

 ●あなたの参加する合コンで結婚に真剣な異性と出会う可能性はどれくらいですか?

 ●あなたの登録した婚活サイトで独身者であることをちゃんと証明してあなたに真剣交際を申し込んでくれる人は?

 

もちろん出会いのあり方は自由ですし、婚活のペースも人それぞれです。誰がどのような婚活をされても否定しません。どこに良いご縁があるかなんて、そもそも誰にもわかりませんから。

 

でも結婚に真剣な異性との出会いを求めるのであれば、そのような場に自分から出ていく必要があると思うのです。

 

人生最後の日にする最大の後悔

だから結婚を「待たない」でください。

 

待っていたら突然、誰かの遺産が入ってお金持ちになった。

待っていたら勝手に痩せて理想のプロポーションを手に入れた。

 

そんな夢みたいなことを期待していたら、人生最後の日に、あなたは最大の後悔をすることになります。

 

厳しいことを言うようですが、結婚も人生もどれだけ自分から幸せを求めていくかで決まっていきます。

だから私は、世の中、誰もが簡単に結婚できなくなったという現実を受け止めて、真剣に行動を起こす必要があると思うのです。

 

それでもあなたは待ち続けますか?

 

――飯塚 千栄子

 

追伸)

この記事を読まれて、お気を悪くされた方がいらしたら本当に申し訳ありません。

でも結婚はあなたの人生を大きく左右します。女性であればなおさらです。事の重大さを考えると、現実を厳しい目で見つめていただく必要もあると思うのです。

それがあなたの人生に大きな影響を与えるカウンセラーとしての私の責任だと考えています。

 

私のアドバイスであなたの人生がもっとよくなるのであれば、嬉しいですね。

――飯塚 千栄子

 

婚活を成功させる秘訣。結婚すると決断したら?

「ブライダルピース大和」代表 カウンセラー: 飯塚 千栄子

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

あなたは婚活を成功させるための上手な「決断」をしていますか?

 

結婚できる人とできない人の決定的な違いは決断するかしないか、ではないでしょうか。

 

少し考えてみてほしいのですが、私たちの人生はすべて自分自身の決断の結果です。(仕事でもプライベートでも、私たちの人生は決断の連続ですよね)

 

言い換えると、あなたも私も決断しないことには自分の人生を前に進めることができません。

決断しない怖さについては、こんなお話があります。『寓話セラピー(ホルヘ・スカイ著)』という本の中にある物語の一つですが…

 

 

『ケンタウロスと村人と作者の物語』

あるところに一頭のケンタウロスがいました。

ほかのケンタウロスがそうであるように、彼も半分は人間で、半分は馬の体を持っていました。

 

ある日の午後、草原を散歩しているとケンタウロスはお腹が空いてきました。

「さあ何を食べよう」

 

ケンタウロスは考えました。

「ハンバーガーか牧草か。牧草かハンバーガーか」

 

考えても決められなかったので、結局、何も食べませんでした。

 

夜が来てケンタウロスは眠くなりました。

「さあどこで寝よう」

 

ケンタウロスは考えました。

「ホテルか馬小屋か。馬小屋かホテルか」

 

考えても決められなかったので、結局、眠りませんでした。

 

食べず眠らず、ケンタウロスはとうとう病気になってしまいました。

「誰を呼ぼう」

 

ケンタウロスは考えました。

「医者か獣医か。獣医か医者か」

 

病気なのに誰を呼ぶか決められなかったので、結局、ケンタウロスは死んでしまいました。

 

村の人たちが死体に近寄り、ケンタウロスの死を悲しみました。

「埋めてやらなければ」

 

人々はそう言いました。

「でもどこに? 村のお墓か草原か。草原か村のお墓か」

 

考えても決められなかったので、結局、村の人は本の作者を呼ぶことにしました。

 

呼ばれた作者も決められなかったので、ケンタウロスを生き返らせることにしました。

 

めでたし、めでたし、これでおしまい…

 

ということには、いつまでたってもなりませんでした。

 

 

この物語を聞いて、あなたはどう思いましたか?

 

「私はそんなに優柔不断じゃない」

ひょっとしてそう思いましたか?

 

「婚活とは違うよ。ただの作り話でしょ」

こうも思いましたか?

 

もちろんこれは寓話ですから、少しばかりオーバーに伝えていますけどね。だけど決断しない怖さをやさしく気づかせてくれる良いお話だと思います。

あなただって「決められずに困ってしまった」なんてことは今までの人生で一度や二度はあるはずです。もしかしたら、気づいていないだけかもしれませんよ。

 

たとえば、健康はどうでしょうか。

●必要な栄養を取るという決断

●十分な睡眠をとるという決断

●適度な運動をするという決断

健康を維持するにはこれらが必要ですよね。

そして現代社会においては、強い意志の力で決断しなければどれも実現しないものばかりでしょう。(ケンタウロスが死んだ理由を思い出して下さい)

 

これは結婚と決断でも同じことが言えます。

 

あなたは何を決断しますか?

結婚するという決断。

結婚しないという決断。

 

どちらもその人の価値観ですし、価値観には良いも悪いもないと思っています。私はどちらの価値観も尊重します。

 

でも、結婚するという決断をしたのであれば、早く婚活に取り組んでほしい。それもできるだけ上手に。そう願っています。

 

ひと昔前までは、適齢期になれば勝手に縁談が持ち込まれて自動的に結婚が決まっていく。言ってみれば受け身の決断で結婚ができました。

でも時代は変わりました。今はそんなこと、まず期待できません。今の時代、自由恋愛を当たり前のように思う人が多いのですが、じつは、ちゃんと自分で婚活しなければ結婚できないような社会の仕組みでもあるのです。(自由恋愛って、じつは恋愛格差を生み出していたりします)

 

だから、まだお相手がいないけれど結婚したい、そう思っているのであればちゃんと婚活する必要があるのです。

 

あっ、心配しないでくださいね。

ちゃんと婚活するといっても特別なことをするわけではありませんよ。ちょっとした決断を積み重ねていくだけです。

 

 

婚活を成功させる秘訣

婚活を成功させるには、

●一度会ってみるという決断

●一度デートしてみるという決断

●一度ダメでも気持ちを切り替えて前に進むという決断

このような小さな決断の積み重ねが大切です。そんなに難しくないですよね。

 

あなたはいつ結婚したいですか?

私なら良いご縁であればできるだけ早く結婚したいです。そのほうが楽しいことに使える時間も増えますからね。

 

人は誰しも使える時間には限りがあります。

もちろん、自分の人生にあれこれ悩んだり、しっかり考える時間も必要です。だけど、ただ決断を先延ばしにしてあなたの貴重な時間を浪費しないでほしい、そう思うのです。

 

ご縁のありそうなお相手であれば一度会ってみる。デートでお相手のお人柄など確かめてみる。もしそこでご縁がなくても気持ちを切り替えて、次のもっと良いご縁を求めていく。出会いやデートの経験を積むことで落ち着いてお相手を判断できるようになったり、もっと上手に自分を見せられるようになるものです。

 

1回目よりも2回目のほうが、2回目よりも3回目のほうが上手くいく。結婚すると決断したら、婚活でもどんどん決断していく。

 

私の20年に渡るカウンセラー経験からも、これが婚活に成功する秘訣だと思うのです。

 

まとめ

結婚できる人とできない人の違いは決断するかしないかです。

『ケンタウロスの物語』では、登場人物の全員が、”どちらかではなく、どちらも決断しない” という決断をしました。

これは物語の中だけの笑い話として、あなたはそんな愚を犯すべきではありませんよね。

 

さあ、あなたは何を決断しますか?(それもすばやく!)

 

――飯塚 千栄子

結婚に対する価値観と『二人の男性の物語』

「ブライダルピース大和」代表 カウンセラー: 飯塚 千栄子

From:カウンセラー 飯塚 千栄子

 

一分間だけ目を閉じて想像してみてください。

人生最後の日を、あなたはどのように迎えているでしょうか?

 

ここであなたにある二人の男性の物語を紹介したいと思います。

 

25年前の美しい春の夕暮れに、二人の若者が同じ大学を卒業しました。彼らは驚くほどよく似ていました。

二人とも平均的な学生よりも少しだけ良い成績で、二人ともちょっと人見知りだけどやさしい好青年。そして二人とも将来に向けて期待に胸を膨らませていました。

 

最近、この二人が25年ぶりにサークルの同窓会で会いました。

「おお~、久しぶり!」

「なんだよ、元気?」

「お互い、あんま変わんね~なぁ」

 

彼らは相変わらずよく似ていました。

二人とも都内にある中堅どころの会社に勤め、二人とも目立たないながらもまじめな仕事ぶりで上司の信頼も厚く、二人とも半年前に、課長に昇進したばかりでした。

 

しかし違いもありました。

 

一人は今だに自由気ままな独身貴族。自分で稼いだお金は自由に使えるので、つい先日も、30万円もするゴルフクラブのセットを即買いしたばかりでした。

もう一人は5年前に結婚し、奥さんと二人の子どもがいました。お小遣い制ですがこれといって不自由もなく、休みの日は子どもと公園で遊んだり、この前の夏休みには家族で沖縄に行ってきました。

 

何が二人の人生に違いを生じさせたのでしょうか?

 

人の一生で何がこのような違いを生じさせるのか、考えたことはありますか?

●持って生まれた容姿の良さ?

●明るく積極的で社交的な性格?

●女性を楽しませる話題の豊富さ?

 

いいえ、違います。

片方が結婚したくて、もう片方が結婚したくなかったわけでもありません。

 

決定的な違いとは、二人の結婚に対する意識と行動です。

片方は結婚するには仕事が忙しい、結婚したら自由がなくなる、など行動を起こせない理由をたくさん並べてくれました。

もう片方はこのまま独りで一生を過ごすなんて考えたくもない。そんな味気ない人生だけは絶対にイヤだ。そう思って人見知りにムチ打って行動を起こしたのです。

 

このまま二人の人生が進むとしたら、人生最後の日に二人は何を思うでしょうか。

 

 

あなたの人生はあなたのもの

結婚相談カウンセラーの私がこんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが…

結婚だけが人生ではないと思います。人生に対する価値観は人それぞれですから。

 

自分の人生に対する責任を果たしさえすれば、

 ●ゴルフ三昧で幸せ、

 ●マンガに囲まれて幸せ、

 ●美味しいものを食べ歩くのが最高の楽しみ、

 

こんなふうに一人で感じる幸せもたくさんあります。

『銀河鉄道の夜』で有名な宮沢賢治さんや『サザエさん』の長谷川町子さんなど、生涯を独身で過ごした偉人も大勢いらっしゃいます。好きなことに情熱を捧げられる人生はすばらしいと思います。

 

でも、でも、でもですよ。

もしあなたが、

 ●ずっと独りで生きていくのは寂しい

 ●一人より二人。家族で過ごす人生のほうが楽しい

 ●誰にも気付かれずにひっそりと死んでいくのはイヤだ

そう考えているのであれば…

 

子どもといっしょにお風呂に入ったり、夜は川の字になって寝たい。

そんな人生を望んでいるのであれば…

 

何かが起こるのを ”待って” いてはいけません。

 

あなたは結婚したいですか?

個人的なお話をさせていただくのですが…

 

私の場合、幸いなことに良縁に恵まれ、三人の子どもを授かりました。その子どもたちも成人し、今ではそれぞれに家庭を築き、子どもたちを授かっています。

年に何回かはみんなで集まってご飯を食べたり、旅行したりしています。

そんな時に、結婚をしていなければ、目の前の全ての人がいない。

今、自分は一人です。

もちろん、一人でも幸せな方は大勢いらっしゃいますが、自分自身を考えると大変な事も多かったけど、家族に恵まれて、心の底から、ああ幸せだな、と感じるのです。

 

もちろん、どんなに好きな相手とだって、ときにはケンカもするでしょう。相手に合わせて何を食べるか決めたり、どんな映画を見ようか決めたり、家族を優先することが多くなります。(というよりも、ほとんどそれですよね)

 

だけど、それが家族の暮らしであり、やっぱり結婚は人生を限りなく豊かにする、そう思うのです。

だから結婚したいけど一歩を踏み出せない人には本音のアドバイスで背中を押してあげたいのです。

(こんなカウンセラー、少しお節介でしょうか?)

 

あなたはどれくらいエネルギーを使えますか?

私の経験から申し上げれば、女性に比べて男性のほうが婚活に使える時間も気力も少ないように思います。

きっとあなたの場合もそうではないでしょうか?

いくら男女平等といっても、やはり男性のほうが仕事に求められることも多いですからね。男女の性質的な違いもあるのですが、女性のように仕事は仕事で割り切って、というのはなかなか難しいように感じます。(たいていの場合、男性のほうが家に帰ってからも仕事のことを考えています、、)

そんなわけで男性のほうが婚活に向けるエネルギーが少なくなっているような気がします。

 

間違いなく言えるのですが、私たちは歳を重ねるごとに結婚を意識した出会いの場が少なくなります。いわゆる ”自然な出会い” というやつは皆無でしょう。

 

あなたがいつも仕事が忙しい。だから限られた時間と労力を使って効率よく婚活したい。

そういうタイプであれば、お手軽な出会いのマッチングサイトよりも、結婚に真剣で身元もしっかりした人との出会いを設定してくれる結婚相談所が向いているんじゃないか、そう思ってしまいます。

 

これも少しばかり、お節介でしょうか…

 

――飯塚 千栄子